伊東

伊東 クリスマスシーズン「とっておき冬花火大会」 大空中ナイアガラ

 


伊豆半島東伊豆の伊東市クリスマスとっておき冬花火大会

© SawaSawa Photography

ピューピュー  ピューピュー

伊東の海の真ん中、堤防の先端にいます。

まわりには誰もいません。

海のにおいでいっぱいです。

寒い~!! 冬の花火ぃ~!!

夜の海、黒いうねりが不気味です。

おちたらどうしよう~

でもそのうねりに花火が反射してキラキラキラキラきれいです。

伊東の街中に花火がボンボン鳴り響きます。


撮影テクニック


[  花火の露出の決め方  ]

花火はマニュアルモードに設定して撮影します。(このような撮り方の場合三脚が必要になります)
露出は、まずはISO感度をISO100(感度が低くて数値が小さいほど画質がいいですから)にします。
私は大伸ばしに耐えられるように、画質が一番よいISO感度にしています。
ISO100に設定した場合、絞り(f 値)はだいたい、
暗い花火の場合はf 11くらい、
中くらいの明るさの花火はf 16くらい、
明るい花火はf 22以上です。
シャッタースピードは花火が光っている間がシャッタースピードになります。
つまり、カメラの画像センサー(CCDやCMOSセンサー/イメージセンサー/撮影素子)に何秒光を当てるかがシャッタースピードになるので、花火の場合は花火が光っている間がシャッタースピードになり、花火が消えた後はそこの部分は黒くなるので、シャッターを閉じているのと同じ状態になるわけです。
あとは夜景が写る程度の秒数、シャッターをバルブシャッターにして、シャッターを開放してやればよいのです。(三脚が必要になります)
夜景のシャッタースピードは、上記絞り値の場合だいたい1分~3分程度です。夜景の明るさによってもかなり変わってきますので、試し撮りしてみるのがいいでしょう。
夜景のシャッタースピードはだいたい近い値であれば、結構アバウトでも大丈夫です。
露出の決定は、露光量(画像センサー/撮影素子に光を当てる量)を決定する作業であり、ISO感度とシャッタースピードと絞りの組み合わせで決まります。その値は自由に設定できるわけではなく、この3つのうちどれかを暗くすると他のどれかを明るくしなければなりません。
例えば、シャッタースピードを1EV(一段)速くすると、絞りを1EV開け(f 値の数値を小さくする)なければならなくなります。

※露出の決定について詳しくは、「Photographer SawaSawaの写真教室」(現在作成中)で詳しく説明します。
※「Photographer SawaSawaの写真教室」のコーナーは現在作成中です。

しばらくお待ちください。

[  花火の撮影の難点と対策  ]

花火の撮影では、上記の露出は花火一発の露出になります。
ちらほらあちこちに花火が上がる場合はいくつ上がってもきれいに撮れるのですが、花火が短時間の間に同じところに次々と連発して上がってしまうと、花火の露光がいくつも重なってしまい、そこの部分が明るく真っ白にとんでしまいます。
だからといってシャッタースピードを短くしてしまうと、夜景の露光量(画像センサー/イメージセンサーに光を当てる量)が足らなくなってしまい、夜景が真っ暗になってしまいます。花火の撮影は難しいのです。
その対策としては、シャッターを開けている間に、花火が重なりすぎた時だけ黒画用紙などの黒くて光を反射しないものでレンズの前を覆い、花火がが写り込まないようにするというテクニックがあります。
この時注意することは、黒画用紙のレンズ側に光が当たってしまうと、その当たった光が写真に写ってしまうという点です。

=デジタルカメラで撮影する場合は=
デジタルカメラで撮影した場合は、「長秒時ノイズ低減」を「する」に設定されている場合、低速シャッタースピード後(長時間露光後)にシャッターを閉じた後、長時間露光により発生した画像のノイズ処理を実行します。(フィルムではこのようなことはありません)
ニコンではこれを「長秒時ノイズ低減処理」と言います。
この「長秒時ノイズ低減」を「しない」に設定すると、低速シャッタースピードになった時に発生するノイズである、輝点やざらつき、ムラが発生し、非常に目立つフィルムの傷のようなものがたくさん発生してしまいます。
ですから、「長秒時ノイズ低減」は設定を「する」にしなければならないのです。
「長秒時ノイズ低減」は「する」に設定すると、Nikon D7000・D7100・D7200・D5100・D5200・D5500などでは、シャッタースピードが1秒より遅くなると実行されます。
ここでデジタルカメラの長時間露光撮影の難点は、この「長秒時ノイズ低減」の処理に非常に時間がかかってしまって、次のシャッターがなかなか切れないという難点です。
シャッターを開けていた時間が長ければ長いほどノイズの処理時間は長くなり、次のシャッターを切るまでの待ち時間が長くなります。
だいたいですが、シャッターを開けていた時間の2倍程度処理に時間がかかります。
その対策としては、私はカメラを2台以上使用して、カメラがノイズ処理をしている間に他のカメラで撮影しています。
他メーカーの「長秒時ノイズ低減」と同じ機能は次の呼び方をします。

Canon……「長秒時露光のノイズ低減」
PENTAX……「長秒時NR(ノイズリダクション)」
OLYMPUS……「長秒時ノイズ低減」
SONY……「長秒時NR(ノイズリダクション)」
FUJIFILM……「長秒時ノイズ低減」
Panasonic……「長秒ノイズ除去」

[  ホワイトバランス(WB/色温度)の設定  ]

フィルムカメラですので、ホワイトバランス(WB/色温度)の設定はありませんが、フィルム自体の色温度 K(ケルビン)が決まっています。
フィルムにはデーライトタイプとタングステンタイプの2種類があり、デーライトタイプは5500K、タングステンタイプは3200Kになります。
フィルムの色温度を変更するには、レンズの前にフィルター付けます。
ポジフィルムの場合は、フィルターでなければ基本的に色温度の変更はできませんが、ネガフィルムの場合は、写真屋さんでフィルムからフォトペーパーに焼き付ける時に色の補正をすることができます。
このカットで使用したフィルムは、普通のデーライトタイプのポジフィルムです。
デーライトタイプのフィルムは、色温度は5500Kです。

撮影データ

撮影日時: 12月22日 PM 8:59
カメラ: Mamiya M645 Super(645判フィルムカメラ)
レンズ: Mamiya SEKOR-C 150mm F3.5 N
撮影モード: M/マニュアル
測光モード: 測光していません
シャッタースピード: 数十秒
絞り: f 16
フィルム: Kodak E100S ISO100(ポジフィルム/デーライトタイプ)
ISO感度: 100で撮影
ホワイトバランス: デーライトタイプのフィルム/5500K(フィルムの色温度)
フィルター: なし
スキャナ: EPSON  GT-X970
画像処理ソフト: 画像処理はしていません。

スキャニング

フィルムをスキャナEPSON GT-X970を使用して読み込み、スキャナドライバーでファイル形式TIFF(非常に画質が高いファイル形式)に設定して出力しました。
スキャニング後の画像処理はしていません。

撮影スポット


〒414-0043 静岡県伊東市新井2丁目4/新井堤防

● この堤防は、一番海の沖側の堤防になります。

● 伊東港の堤防に駐車しています。撮影スポットまでは、降りて1mで撮ることも可能ですし、上記場所までは、駐車場所から徒歩1~2分程度です。
釣り人以外は人はあまり来ない静かな広い堤防です。
花火大会の時もあまり混みません。
しかし、
8月10日の伊東最大のイベントである按針祭の大花火大会の日はとんでもない大混雑になります。

情報


●  お手洗いは国道135号線の伊東漁協近くの海側にあります。

「伊東市のWebサイト」の「とっておき冬花火大会&冬のよさこいソーズラ祭り」の案内ページはこちら。

●  伊東観光協会オフィシャルサイトはこちら。 / English: Ito City English tour guide by itospa.com.

●  伊東市のWebサイトはこちら。

●  伊豆地域の道路混雑予想データはこちら。
(注意:まず、時間帯や曜日などをセットしてから、混雑予想を表示させてください)

伊豆半島ジオパーク・ジオスポット情報  ー Izu Peninsula Geopark ー


●  「伊豆半島ジオパーク」の「伊東温泉ジオサイト」のページはこちら。

●  伊豆半島ジオパークはこちら。

●  伊豆半島ジオガイド協会はこちら。

●  小山真人研究室はこちら。

●  Related Link : Izu Peninsula Geopark

●  Related Link : Masato Koyama's Home Page - Shizuoka Universit


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